==2021年5月19日より、メールでの申請書類受付は終了し、申請システムによる手続きへ移行しました==
AMEDゲノム制限共有データベース(AGD)において提供しているヒトに関するデータの利用手続きは以下の通りです。
- NBDCヒトデータグループ共有ガイドラインおよび別表の最新版を熟読し、権利や責務、利用者要件について確認してください。
- 利用可能な研究データ一覧から各研究内容を確認(Research IDをクリック)のうえ、利用したいデータセットのDataset IDを控えてください。データ利用申請時に必要になります。その際、データセット毎に付与されている利用者要件(利用にあたっての制限事項に記載されているPolicyの内容)に合致するか確認してください。1回の申請で、複数のDatasetを申請することが可能です。なお、AMEDゲノム制限共有データベース(AGD)のデータ利用申請に先立ち、当該データを提供したデータ提供者からデータ利用について承諾を受ける必要があります。また、データ利用申請の際には、承諾を受けたことが分かる書類を提出して下さい。
- データ利用申請のために必要な以下の情報を準備してください。
- 研究代表者およびデータ利用を希望する研究分担者全員の情報(氏名、職名、メールアドレス、研究者ID、倫理講習受講の有無)、ならびに解析等受託先がある場合は受託者の情報(所属機関、決まっている場合は担当者名・職名・メールアドレス・研究者ID・倫理講習受講の有無) ※同一機関に所属する研究分担者、ならびに受託者を1回の申請で登録することが可能です。
- 所属機関の長の氏名、職名、メールアドレス ※所属機関の長とは、倫理審査委員会によって承認された研究計画の実施を許可する者を指します。
- 取得したデータを使用する研究の研究計画書(倫理審査申請書など)
- 所属機関等の倫理審査委員会の審査・承認を受けた上で、所属機関の長が研究実施について許可したことが分かる書面(承認通知書など)の写し
- NBDCヒトデータグループ共有データ取扱いセキュリティガイドライン(データ利用者向け)の内容を確認し、使用したいデータのアクセス制限レベル(Type IまたはType II)に応じて必要な対策を実施してください。NBDCヒトデータグループ共有データ取り扱いセキュリティガイドラインチェックリストをダウンロードし、実施状況を記載してください。データの保管・解析に機関外サーバ*1の利用を予定されている場合は、各機関外サーバ運用機関のサイトから公開されているセキュリティチェックリスト(機関外サーバ運用責任者向け)を入手した上で、当該機関外サーバがNBDCヒトデータグループ共有データ取扱いセキュリティガイドラインを満たしていることを確認してください。
- データ利用申請には、研究代表者、ならびに、研究分担者の内、研究代表者によって指名された申請者(研究代表者に代わってデータ利用申請手続きを実施する者)やデータダウンロード担当者のD-wayアカウントが必要ですので、アカウント登録を行ってください。所属機関の長のアカウントは不要です。
- 利用を許可されたデータセット転送時に必要となる『データセット暗号化用公開鍵・秘密鍵』を作成してください。作成手順の動画もご参照ください。データ利用申請の際に『公開鍵』を登録していただきます。
- 申請システム(推奨ブラウザ:Chrome、Firefox)へD-wayアカウント・パスワードを使用してログインしてください。※D-way登録内容の反映に10分程度要しますのでご留意ください。
- データ利用申請グループを作成します。画面左側にあるメニューの [グループ作成] を選択し、グループ名、グループの説明、グループ種別『データ利用申請グループ』を入力し、保存ボタンを押すことでグループが作成されます。[メンバタブ] の [メンバを招待する] ボタンをクリックし、同一機関に所属する研究者(グループには、『データ利用申請の際の代表者』『申請作業代表者』『データダウンロード担当者』を必ず含めてください)の情報を入力し、招待します。 この時点でD-wayアカウントを保有していないメンバを招待する場合は、所属機関が発行したメールアドレスを記載してください。招待されたメンバへメールが送付され、メンバにより招待が許可されると、グループにメンバとして登録されます。
- メンバ登録後、データ利用申請の代表者をグループのPIに変更した上で、申請フォームの入力に進んでください。代表者がグループを作成した場合は、既にPI/Ownerになっているため、変更の必要はありません。なお、申請には日本語表記の氏名、電話番号、職名等の情報が必要になります。申請システムログイン後の画面右上にありますD-wayアカウントをクリックし、表示される『ユーザ情報の更新』から情報を更新して下さい。
- [データ利用申請を行う] ボタンをクリックします。遷移先のページの利用申請一覧の上にある言語を選択し(日本で研究活動を実施する研究者は、原則、日本語を選択してください)、[新規申請を開始する] ボタンをクリックします。正常に作成されると申請の入力フォームに遷移します。
- データ利用申請グループを選択します。当該グループに登録されている研究代表者、分担者情報は自動的に入力されます。修正が必要な場合は、データ利用申請グループの登録情報を修正してください。『データ利用申請の際の代表者』『申請作業代表者』『データダウンロード担当者』に該当しない分担者情報は『その他の研究分担者』に記載してください。
- 申請フォームに沿って必要事項を入力・必要書類の添付をしてください。最後に申請ボタンを押してください。
- 所属機関の長:倫理審査委員会によって承認された研究計画の実施を許可する者が該当するので、審査結果通知書等に記載された所属機関の長の情報を入力してください。
- データを利用する研究題目:倫理審査委員会による承認+所属機関の長による許可を受けた研究計画書に記載された題目名を記載してください。
- 研究計画書(倫理審査申請書)、承認通知書、NBDCヒトデータ取扱いセキュリティガイドラインチェックリスト、等の書類を添付する際には、file typeを指定してください。1つのファイルに対し、複数個のfile typeを指定することが可能です。
- データ利用申請の審査結果はデータ利用申請グループ宛のメールにて通知致します。通常、審査に必要な書面が整ってから2週間程度で通知されますが、繁忙期や祝日等の状況により遅くなることがありますのでご了承ください。承認後、データのアクセス権限が付与されますので、AGD利用手順に従ってデータへアクセスしてください。
- データ利用期間が複数年にまたがる場合、1年毎にデータの利用状況およびセキュリティ環境の報告が必要です。申請システムのデータ利用申請一覧から該当する [A-DU番号] を押下することで詳細画面に遷移し、[申請開始] ボタンの左側にあるセレクトボックスから [データ利用報告申請] を選択することで、申請書の作成及び申請が可能です。 ※報告が遅れた場合、データを利用できなくなることがありますのでご留意ください。
- データ利用期間の延長を希望する場合は、当該データのデータ提供者に確認の上、データ利用期間満了の一か月前までに申請してください。申請システムのデータ利用申請一覧から、該当する [A-DU番号] を押下することで詳細画面に遷移し、[申請開始] ボタンの左側にあるセレクトボックスから [データ利用期間延長申請] を選択することで、申請書の作成および申請が可能です。その際、機関の長より許可されている研究期間がわかる書類を添付する必要があります*2。
- 利用するデータセットを追加したい場合は、当該データのデータ提供者に確認の上、利用データセット追加申請をしてください。申請システムのデータ利用申請一覧から、該当する [A-DU番号] を押下することで詳細画面に遷移し、[申請開始] ボタンの左側にあるセレクトボックスから [利用データセット追加申請] を選択することで、申請書の作成および申請が可能です。
- データ利用を終了する際は、データの利用状況ならびにデータの破棄状況の報告が必要です。申請システムのデータ利用申請一覧から、該当する [A-DU番号] を押下することで詳細画面に遷移し、[申請開始] ボタンの左側にあるセレクトボックスから [データ利用終了申請] を選択することで、申請書の作成および申請が可能です。データを利用することによって生じた集計・統計解析結果等の二次データの保管を希望する場合は、データ保管申請を行なってください。
*1:機関外サーバの詳細はNBDCヒトデータグループ共有ガイドラインおよびこちらのサイトをご参照ください。
*2:所属機関の変更は随時ご連絡ください。所属機関が変更された場合、研究を遂行するためには、新しい所属機関の長による研究実施許可、および、新しい所属機関からのデータ利用申請が必要となりますので、早めにご連絡・ご対応くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
※ データ提供者や試料・情報提供者からの申し出等により、データ利用に関する承認が取消される場合がありますので、予めご了承願います。
※ 制限公開データの利用者情報(研究代表者氏名、所属機関、研究題目、利用データのID、利用期間)が各研究内容のページに掲載されます。
※ 既に利用しているデータを、明白に異なる別の研究に利用する場合は、再度データ利用申請が必要です。
※ AGD番号(例:AGDS_6桁数字、AGDD_6桁数字)を論文等に引用することはできません。AGDを介して取得したデータを含む解析結果を投稿論文等で発表する際には、取得したデータが公的データベースへ移行され、引用可能なアクセッション番号を取得している必要がありますので、当該データの提供者にご確認ください。